あおいグループ50周年記念誌からひも解くAOI誕生物語の第2話!
第1話は、県警要職を務める山本一馬が自動車学校開設を決意するまででした。
決意した自動車学校設立計画、これを進めていく中で大きな課題のひとつ、
それは学校用地をどこにするのかということでした。
さまざま候補地を何カ所も何度となく訪ね歩いて検討を進めました。
そして、福井郊外が一望できる三ツ屋町地籍に候補地を決定しました!
しかし、広大で肥沃な水田地帯だったこの土地、
農家の人々にとって祖先から受け継ぐ宝の土地でした。
農家の人々には、簡単に売ることができるものではありませんでした。
その土地への愛着やそれを手放すことへの気持ちが痛いほどわかっていたのは、
自らが農家の出である山本自身でした。
そこでの山本の交渉は自分だけが有利になるようにするのではなく、
相手の立場に立って誠実に話し合いをすることでした。
そんな中、この地域開発に取り組んでいる人と出会いその協力を得て、
「ここに自動車学校ができ、地域が発展するなら協力は惜しまない」と合意に至りました。
山本の誠意ある姿が、AOIグループの次の一歩になりました。
この先の物語はまたの機会に続きます!